揚げ物が大好きな人が陥りやすい「ドロドロ血液」の影響

血液の流れを悪くする食べ物【揚げ物の摂取にご用心】

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血液がドロドロに仕組みについて

サラサラ血液を目指すために、まずはドロドロ血液になってしまうメカニズムを学びましょう。原因を深く知ることで、症状が起こる根本的な原因にアプローチすることができます。

血液がドロドロになっている状態

血液の流れが悪い
ドロドロ状態の血液は、血中の液体の成分が少なくなり、代わりに赤血球が過剰に増えてしまいます。液状の成分が減って、大きな赤血球の数が増加するため、血液の流れが滞りやすくなるのです。赤血球は細胞に酸素を送る重要な存在ですが、増加しすぎると体にも悪影響を及ぼしてしまいます。
血液が届きにくくなる
ドロドロ血液の状態が進行すると、血液中の赤血球自体の状態も変化します。細胞膜にコレステロールが付着するようになり、赤血球が固くなってしまうのです。体の末端の毛細血管にまで血液の送るためには、赤血球の柔軟さが必要です。柔軟性が失われると、血液が毛細血管の奥まで運ばれず、新陳代謝の悪化による冷え性などの症状や、体が無理矢理血液を流そうして、高血圧になる可能性があります。
血液同士が固まりやすくなる
血小板は、出血を止めるためのかさぶたを作る血液成分です。サラサラの状態の血液は、この血小板同士が離れているため、固まることはありません。しかし、ドロドロ血液の状態ですと、血小板同士が近づきやすくなってしまい、血管内で固まりやすくなってしまいます。

上記のような症状が見られた場合、血液がドロドロの状態になっているといえます。いずれも血中コレステロール値が高いと起こりやすく、健康診断でLDLコレステロール値が高かった人は注意しましょう。

血液がドロドロになるだけではない

血液がドロドロの状態となると、さまざまな症状が誘発されやすくなります。主にどのような症状が現れやすいか、見ていきましょう

血液がドロドロになると血液の流れが悪くなる以外にどのような問題がありますか?
血液がドロドロの状態になると、「高血圧」と「血栓」の2つが現れやすくなります。高血圧は動脈硬化を招き、脳出血、大動脈瘤などの症状が現れやすくなります。また、血栓は脳梗塞や肺塞栓症といった病を引き起こしやすくなるのです。高血圧と血栓は、重大な病である脳梗塞と心筋梗塞の原因ともなるため、症状を放置すると重大な症状に見舞われてしまいます。
血栓とはどのような症状ですか?
血栓は、血管内に血の塊ができてしまうことです。ドロドロ血液の影響で高血圧になると、血管内の圧力が高くなり、血管が傷つきやすくなります。傷ついた血管を修復するために、血小板がかさぶたのように傷口を塞ぐのですが、高い血圧によってこの血小板のかさぶたが剥がれてしまいます。これが血栓と呼ばれ、血の流れによって体内の血管を塞いでしまうことで、さまざまな症状を発症させてしまいます。
高血圧とドロドロ血は関係あるのですか?
血圧が上がる原因として、血管内のスペースが狭くなることが挙げられます。例えば、水が出るホースの出口を手で狭めると水の勢いが強くなるように、血管内が狭くなると血の流れも早くなり、その分血管への圧力も強くなります。ドロドロ血液はたくさんのコレステロールを含んでおり、大量のコレステロールがアテロームと呼ばれる塊を血管内に作り出してしまうことで、血圧が高くなってしまうのです。

血液がドロドロの状態になると、血栓や動脈硬化のリスクが高まり、重大な病を引き起こす原因となります。いつ発症するかわからない病に備えるには、やはり原因となるドロドロ血を改善するのが一番でしょう。

揚げ物を食べる人は気をつけて

揚げ物は時間が経つと危ない

男性

揚げ物をカラッと揚げるために、多くの店ではショートニングなどの油を使用します。しかしこのショートニングやマーガリンなどには、トランス脂肪酸が含まれているため、食べ過ぎるのは避けたほうがよいでしょう。トランス脂肪酸とは、酸化を防ぐために水素を加えて加工した油です。摂取すると心疾患や肥満症、認知機能の低下を招くとされており、国内でも危険性を訴える書籍やサイトが多くあります。一方で、このトランス脂肪酸の問題について懐疑的な意見もあります。トランス脂肪酸の量を規制された海外に比べ、国内の食品に含まれているトランス脂肪酸量は、WHOが定めた健康へ悪影響を与える数値を大幅に下回っているというデータもあります。このことから、マーガリンやショートニングなどの油を神経質に避ける必要もないといえます。とはいえ、大量摂取すれば健康へ害を与えることは疑いようのないことです。トランス脂肪酸は、ショートニングなど以外にも、長時間放置して酸化した油や高温の油などにも発生してしまうため、できるだけ摂取を避けたいなら揚げ物を食べる際には注意をするとよいでしょう。

気をつけたい揚げ物

多くの人が食べる揚げ物の中でも、次に紹介する料理は摂取することは避けるべきでしょう。好物であるため毎日食べているという人ですと、ドロドロ血液になってしまう恐れがあります。

フライドポテトやチキンを好む人は注意が必要です (医師)

フライドポテトやフライドチキンは、ファーストフードでは定番の料理です。最近ではコンビニでも販売されているので、好きな人は毎日のように食べていることもあるでしょう。しかし、フライドポテトとフライドチキンに使用する油は高温であるため、トランス脂肪酸が発生しやすいのです。さらに、多くのお店では油は何度も使いまわしにしているので、自宅で調理する油よりもトランス脂肪酸の量が非常に多いです。そのため、食べ過ぎには注意しましょう。

ポテトチップスも時間が経つとトランス脂肪酸が多くなります (医師)

ポテトチップスはフライドチキンなどと同様に、高温の油で作るお菓子なので、トランス脂肪酸の量は比較的多い食品です。さらに、ポテトチップスは酸化するスピードも早いので、時間経過と共にトランス脂肪酸の量も増えてしまう恐れがあります。

トランス脂肪酸などの摂取量も問題ですが、それよりも国内で問題視されているのが、食の欧米化による飽和脂肪酸の過剰摂取です。飽和脂肪酸はドロドロ血液の原因である中性脂肪・悪玉コレステロールを増加させる成分であるため、直近で最も注意するべきなのは飽和脂肪酸の方だという意見もあります。トランス脂肪酸が含まれているとんかつやフライドチキンなどに、この飽和脂肪酸もたくさん含まれています。これらの食品を食べすぎないように注意すれば、トランス脂肪酸と飽和脂肪酸の両方をカットすることができるでしょう。

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